CTIシステムの導入費用相場は?10製品のCTI料金を徹底比較!

「CTIシステムの導入で、費用はどのくらいかかるのか知りたい」
「自社に合うCTIがどれかわからない……」
CTIシステムの導入を検討されている企業の担当者様のなかには、上記のような疑問をお持ちの方も少なくないと思います。
CTIシステムは、製品によって機能や料金体系が大きく異なります。適切な製品を選ばないと、コストが無駄になったり、期待した効果が得られなかったりする可能性があります。
そこでこの記事では、CTIシステムの導入費用相場から、主要10製品の料金、特徴までを徹底的に比較・解説します。
この記事を読むことで、各CTIシステムの違いが明確になり、自社の課題や予算に最適な製品を見つけ出すことができるでしょう。ぜひ、最適なCTIシステム選びにお役立てください。
CTIシステムの費用相場

CTIシステムの費用は、提供形態によって大きく異なります。主に「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類があり、それぞれの費用相場と特徴を理解することが、適切な製品選びの第一歩です。
クラウド型CTIシステムの導入費用相場
クラウド型CTIは、インターネット経由でサービスを利用する形態です。自社でサーバーを構築する必要がなく、初期費用を抑えてスピーディに導入できるのが最大のメリットです。
- 初期費用相場:0円~10万円程度
多くのサービスが初期費用無料キャンペーンなどを実施しており、比較的安価に導入を開始できます。基本的な設定費用や、利用するライセンス数に応じた費用がかかる場合があります。
- 月額費用相場:1ライセンスあたり3,000円~15,000円程度
月々の費用は、利用するオペレーターの数(ライセンス数やID数)に応じて変動します。基本料金に加えて、通話料やオプション機能の利用料が別途発生するのが一般的です。
クラウド型は、スモールスタートしたい企業や、将来的に事業規模の拡大・縮小が予想される企業、在宅勤務など多様な働き方に対応したい企業におすすめです。
オンプレミス型CTIシステムの導入費用相場
オンプレミス型CTIは、自社内にサーバーや専用機器を設置してシステムを構築する形態です。自社のセキュリティポリシーに合わせた強固な環境を構築でき、既存システムとの連携やカスタマイズの自由度が高いのが特徴です。
- 初期費用相場:50万円~数百万円以上
サーバーやPBX(電話交換機)、専用ソフトウェア、ネットワーク機器などの購入・設置費用がかかるため、初期費用は高額になる傾向があります。システムの規模やカスタマイズの範囲によって、費用は大きく変動します。
- 月額費用相場:数万円~(保守費用など)
月々のランニングコストとしては、システムの保守・運用費用や、障害発生時のメンテナンス費用などが必要です。ライセンス費用は買い切り型が多いですが、年間保守契約を結ぶのが一般的です。
オンプレミス型は、数万件規模の顧客情報を扱う大規模なコールセンターや、独自のセキュリティ要件を持つ金融機関、官公庁など、初期投資をかけてでも強固で安定した独自環境を構築したい企業に適しています。
10製品のCTI料金を徹底比較!

ここからは、具体的なCTIシステム10製品の料金や特徴を比較していきます。自社の目的や予算に合うシステムはどれか、ぜひチェックしてみてください。
CTIシステム名 | 初期費用 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|---|
Voiper Dial | 10,000円/ブース | 10,000円/ブース | AI機能と多彩な機能を両立したコストパフォーマンス。 |
Comdesk | 要問い合わせ | 6,000円/ID〜 | 携帯回線利用による高い接続率と通話品質。 |
IVRY | 0円 | 2,980円〜 | 低コストで電話の一次対応を完全自動化できるIVR特化型。 |
BIZTEL | 50,000円〜 | 15,000円/席〜 | 国内シェアNo.1の実績と信頼性、高い拡張性。 |
lisnavi | 要問い合わせ | 5,000円/ブース〜 | アウトバウンド特化。柔軟なカスタマイズ性と分析機能。 |
MiiTel | 0円 | 5,980円/ID | AI音声解析による営業トークの可視化と改善。 |
Ever Call | 0円 | 8,000円 | 最低利用月間6カ月。オートコールによる業務効率化。 |
アポ王コネクト | 0円 | 8,000円/ライセンス | 架電効率600%を謳うアウトバウンド特化型。 |
OSORA | 100,000円(ビジネス版) | 1,000円/端末(ビジネス版)+基本料金10,000円 | インバウンド向け。無料体験版も提供中。 |
CT-e1/SaaS | 300,000円〜 | 5,000円/ライセンス〜 | 機能、開発、サポート全てが定額。手厚いサポート体制。 |
①【オススメ】Voiper Dialの導入費用
Voiper Dialは、多くの企業が抱えるコールセンターの課題を解決するため、業務に必要な基本機能をバランス良く搭載したCTIシステムです。
特徴①:顧客対応の質を高める「CRM連携機能」
Salesforceをはじめとする既存のCRM(顧客管理システム)との連携が可能です。この機能により、オペレーターは電話対応時に顧客の購入履歴や過去の問い合わせ内容を即座に確認できます。結果として、一人ひとりの顧客に合わせた、より質の高いコミュニケーションが実現します。
特徴②:応対品質の向上とコンプライアンスを支える「全通話録音」
オペレーターと顧客の会話はすべて自動で録音されます。録音されたデータは、以下のような多様な目的で活用でき、コールセンター全体のサービスレベル向上に不可欠です。
- 応対品質の可視化と評価
- コンプライアンス遵守の確認
- 新人教育の具体的なフィードバック教材
特徴③:一次対応を自動化する「IVR(自動音声応答)」
「製品に関するお問い合わせは1番を」といった自動音声案内(IVR)を設定できます。問い合わせ内容に応じて適切な部署や担当者へ自動で着信を振り分けることで、一次対応の工数を削減し、オペレーターの生産性を高めることが可能です。
特徴④:データに基づいた業務改善を実現する「高度なレポート機能」
感覚に頼るのではなく、客観的なデータに基づいた業務改善(PDCA)をサポートするため、詳細な分析レポート機能が充実しています。各種レポートはCSV形式でダウンロードでき、詳細な分析に役立ちます。
- ACDレポート:着信がどのように分配されたかを分析
- オペレーター稼働状況レポート:各オペレーターの稼働状況を可視化
- NG理由分析レポート:架電が繋がらなかった理由などを分析
Voiper Dialの導入費用
- 初期費用: 10,000円(税別)/ブース
- 月額費用: 10,000円(税別)/ブース (最低5ブースから)
Voiper Dialの導入メリット
Voiper Dialを導入する最大のメリットは、その優れたコストパフォーマンスにあります。AIを活用した高度な機能を、比較的手頃な価格で利用できるため、業務効率と応対品質の両方を同時に向上させることが可能です。
また、全通話録音や詳細なレポート機能は、オペレーターの教育や応対品質の客観的な評価、戦略的なデータ分析を強力にサポートします。これにより、単なる業務効率化に留まらず、組織全体のコミュニケーション品質の向上と、データに基づいた意思決定の促進に貢献してくれるでしょう。
②Comdesk(コムデスク)の導入費用
Comdeskは、IP回線に加えて090/080番号の携帯回線が使える日本で唯一のCTIシステムです。PCやインターネット環境に左右されない安定した通話品質と、固定電話番号に比べて高い顧客接続率を実現できるのが最大の強みです。また、AIによる高精度な文字起こしやCRM/SFAとの柔軟な連携も魅力となっています。
Comdesk(コムデスク)の導入費用
- 初期費用: 要問い合わせ
- 月額費用: 6,000円/IDから
③IVRYの導入費用
IVRY(アイブリー)は、「とにかく安く、簡単に電話対応を自動化したい」というニーズに応えるIVR(自動音声応答)特化型のサービスです。月額2,980円からという圧倒的な低コストで、営業電話のブロックや簡単な問い合わせへの自動応答、SMSでの情報送信などを実現できます。専門知識がなくても、Webの管理画面から直感的に設定できる手軽さが評価されています。
IVRYの導入費用
- 初期費用: 0円
- 月額費用: 2,980円から(別途、通話料やSMS送信料などが発生します)
④BIZTELの導入費用
BIZTELは、2,000社以上の導入実績を誇る、国内シェアNo.1のクラウドPBX・CTIシステムです。長年の実績に裏打ちされた高品質な通話と、金融機関も採用する高いセキュリティが特徴です。小規模な電話窓口から数百席規模の大規模コールセンターまで、企業の成長フェーズやニーズに合わせて柔軟にシステムを構築できる拡張性の高さに定評があります。
BIZTELの導入費用
- 初期費用: 50,000円〜
- 月額費用: 15,000円/席〜
※料金プランは非常に多岐にわたり、必要な機能や規模に応じて変動します。
⑤lisnaviの導入費用
lisnaviは、アウトバウンドコール業務の効率化と生産性向上に特化したCTIシステムです。強力なオートコール機能によりオペレーターは顧客との対話に集中でき、平均で発信数が2倍に増加したという実績もあります。カスタマイズ可能なダッシュボードでKPIをリアルタイムに可視化し、データに基づいた迅速なマネジメントを可能にします。
lisnaviの導入費用
- 初期費用: 要問い合わせ
- 月額費用: 5,000円/ブースから
⑥MiiTelの導入費用
MiiTel(ミーテル)は、AIによる音声解析で営業トークを科学的に分析・改善できるのが最大の特徴です。会話の速度や被り、ラリー回数などをスコアリングし、トップ営業担当者の話し方といった暗黙知を可視化。データに基づいた客観的なフィードバックにより、オペレーターのセルフコーチングを促し、属人化しがちな営業スキルを組織全体の資産へと変えることができます。
MiiTelの導入費用
- 初期費用: 0円
- 月額費用: 5,980円(税抜)/ID
⑦Ever Callの導入費用
Ever Callは、初期費用・契約期間の縛りがなく、導入のハードルが非常に低いCTIシステムです。不在の番号への架電を自動でスキップするオートコール機能で業務を効率化し、業界最安値水準を謳う通話料でコスト削減にも貢献します。複数拠点の一括管理や、スタッフの業務分析に役立つ豊富な集計機能も備わっています。
Ever Callの導入費用
- 初期費用: 0円
- 月額費用: 8,000円
⑧アポ王コネクトの導入費用
アポ王コネクトは、「架電倍率600%」を謳う、アウトバウンド業務の効率化に特化したCTIシステムです。システムが自動で発信し、繋がったコールのみをオペレーターに接続するプレディクティブコール機能により、無駄な待ち時間を徹底的に排除します。テレアポや市場調査など、とにかく多くの件数にアプローチする必要がある業務に最適です。
アポ王コネクトの導入費用
- 初期費用: 0円
- 月額費用: 8,000円/ライセンス
⑨OSORAの導入費用
OSORAは、インバウンド業務向けの低コストなコールシステムです。月額1,000円/端末からという手軽さで、IVR(自動音声応答)やACD(着信呼自動分配)といった本格的な機能を導入できます。督促やアンケートなどの発信業務も無人化でき、少ない人数でも効率的に電話業務を運用したい企業に適しています。
OSORAの導入費用
- 初期費用: 100,000円(ビジネス版)
- 月額費用: 1,000円+基本料金10,000円/端末(ビジネス版)
※別途、回線料金・通話料金が必要です。
⑩CT-e1/SaaSの導入費用
CT-e1/SaaSは、機能、開発、サポートの全てが定額で提供されるユニークな料金体系が特徴のクラウドCTIです。専門エンジニアによる手厚いサポートが受けられ、自社の業務に合わせたカスタマイズにも柔軟に対応。安心して長期的に利用できるパートナーシップを重視する企業から高い評価を得ています。
CT-e1/SaaSの導入費用
- 初期費用: 300,000円〜
- 月額費用:
外線ライセンス 5,000円/ライセンス
シートライセンス 5,000円/ライセンス
管理者ライセンス 5,000円/ライセンス
CTIシステムなら「Voiper Dial」
ここまで10社のCTIシステムを比較してきましたが、機能、コスト、拡張性のバランスを考えると、どのシステムを導入すべきか迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
もし、数ある選択肢の中からコストパフォーマンスと機能性の両方を高いレベルで実現したいとお考えなら、「Voiper Dial」を強くおすすめします。
Voiper Dialが最適な選択肢である理由は、コスト面、機能面、将来性がバランスよく設計されている点にあります。
- コスト面:月額10,000円/ブースという価格で、AIによる自動議事録作成やプレディクティブ発信といった高度な機能まで標準搭載しています。
- 機能面:インバウンドとアウトバウンド、どちらの業務にも対応できるオールインワン設計。CRM連携や詳細なレポート機能など、コールセンター運営に必要な機能が過不足なく揃っています。
- 将来性:クラウド型のため、事業の成長に合わせて柔軟に席数を増減できます。常に最新の機能がアップデートされるため、長期的に見ても陳腐化する心配がありません。
IVRYのようなコスト特化型や、アポ王コネクトのようなアウトバウンド特化型も魅力的ですが、Voiper Dialは「コストを抑えつつ、インバウンド・アウトバウンド両方の業務品質と効率を底上げしたい」という、多くの企業が抱える中心的なニーズに真正面から応えることができるCTIシステムです。
CTIシステムの導入で失敗したくない、という企業担当者様こそ、まずは「Voiper Dial」の資料請求やお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。自社の課題がどのように解決されるのか、具体的なイメージが掴みやすいと思います。
>>クラウド型コールセンター システム・CTI システム「Voiper Dial」|株式会社アライブネット
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