2025年最新!CTIシステムのおすすめ10製品を目的・機能・価格で比較

「電話業務の効率をもっと上げたい……」
「顧客満足度を高めたい……」
「営業成果を伸ばしたい……」
上記のような課題をお持ちではありませんか?CTIシステムは、これらの課題解決に役立つ強力なツールです。しかし、「種類が多くてどれを選べばいいかわからない」「機能や価格の違いが複雑で比較が難しい」と感じる方も多いでしょう。
自社に合わないシステムを選んで後悔しないためには、導入目的や必要な機能を明確にし、価格帯を把握した上で、各システムを正しく比較検討することが不可欠です。
この記事では、CTIシステムの導入を検討している方に向けて、失敗しないCTIシステムの選び方を徹底解説いたします。「導入目的」「搭載機能」「価格」という3つの重要な比較ポイントをわかりやすく整理し、さらに最新のおすすめCTIシステム10製品を具体的な特徴とともにご紹介します。
CTIシステムとは?わかりやすく解説

CTIシステム(Computer Telephony Integration System)は、PCと電話機能を連携させるシステムです。導入により、電話業務の効率化や顧客対応の品質向上が期待できます。
主な機能として、PC画面での電話操作や、着信時の顧客情報自動表示(ポップアップ)などがあります。これにより、オペレーターは電話番号入力や情報検索の手間なく、スムーズな対応が可能になります。
CTIシステム導入の主なメリット
CTIシステムを導入する主なメリットは、以下の通りです。
- 業務効率向上:発着信操作、情報検索、記録入力などを効率化。
- 顧客満足度向上:迅速でパーソナライズされた対応を実現。
- 応対品質均一化:録音やモニタリングで教育・改善を促進。
- データ活用:通話データ分析で戦略立案に貢献。
CTIは、コールセンターはもちろん、営業やサポート部門など、電話を活用する多くの部署で役立つシステムなのです。
導入目的で見るCTIシステムの比較ポイント
CTIシステム選びでは、まず導入目的を明確にすることが重要です。「インバウンド(受電)中心」か「アウトバウンド(架電)中心」か、あるいは「ハイブリッド(両方対応)」かによって、適したシステムが異なります。
顧客対応の向上が目的なら「インバウンド向け」CTIシステム
顧客からの問い合わせ対応(インバウンド)の質と効率を高めたい場合は、以下の機能を持つシステムが有効です。
- 着信ポップアップ:顧客情報を着信と同時に表示し、スムーズな対応を支援。
- ACD(着信呼自動分配):スキルや状況に応じて最適なオペレーターへ自動で振り分け、待ち時間を短縮。
- IVR(自動音声応答):自動ガイダンスで用件振り分けや簡単な自動応答を行い、オペレーター負担を軽減。
- 通話録音:対応内容の確認や品質向上に活用。
以上の機能を持つ「インバウンド向け」CTIシステムは、カスタマーサポート部門などに適しています。
営業効率の向上が目的なら「アウトバウンド向け」CTIシステム
テレアポなどの架電業務(アウトバウンド)の効率と成果を高めたい場合は、以下の機能が役立ちます。
- クリックトゥコール:PC画面からワンクリックで発信し、架電数を向上。
- プレディクティブコール:システムが自動発信し、応答があったコールのみオペレーターに接続。待機時間を大幅削減。
- オートコール:録音音声を自動で一斉発信(アンケート等)。
- リスト管理:架電リストの管理・分析を効率化。
以上の機能を持つ「アウトバウンド向け」CTIシステムは、テレアポやインサイドセールス部門で効果を発揮します。
インバウンド・アウトバウンド両方に対応できるCTIシステムも
インバウンド・アウトバウンド両方の業務を行う、あるいは将来的にどちらの業務も行う可能性がある企業には、両機能に対応したCTIシステムが最適です。一つのシステムで電話業務全体をカバーでき、状況に応じた柔軟な運用が可能になります。
例えば、アライブネットのクラウド型CTIシステム「Voiper Dial」は、まさに両対応の代表例です。着信時の顧客情報ポップアップやIVR(自動音声応答)、ACD(着信呼自動分配)といったインバウンド業務を効率化する機能はもちろん、クリック発信やオプションでのプレディクティブコール(予測発信)といったアウトバウンド業務を強力に支援する機能も利用できます。
このように、インバウンド・アウトバウンド両方に対応できるCTIシステムは、部門間の連携強化や将来的な業務拡大にもスムーズに対応したい企業にとって、非常に有効な選択肢となるでしょう。
搭載機能で見るCTIシステムの比較ポイント

CTIシステムには様々な便利機能があります。自社の課題解決に必要な機能が搭載されているか確認しましょう。
ACD機能
ACD(着信呼自動分配)は、インバウンド業務で、スキルや対応状況に応じて着信を最適なオペレーターへ自動で振り分ける機能です。顧客満足度と業務効率の向上に貢献します。
CRM連携
CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援)システムとの連携は非常に重要です。連携により、着信時の顧客情報ポップアップ、通話履歴の自動記録、CRM/SFA画面からのクリック発信などが可能になり、顧客対応の質と情報管理の効率が格段に向上します。
リアルタイムモニタリング機能
管理者がオペレーターの稼働状況や通話内容をリアルタイムで把握できる機能です。状況確認、応対品質チェック、新人教育、トラブル時のサポート(ウィスパリング機能による指示など)に役立ちます。
プレディクティブ機能
プレディクティブコールは、アウトバウンド業務の架電効率を最大化する機能です。システムが自動発信し、繋がったコールのみをオペレーターに接続するため、待機時間を削減し、会話に集中できます。
リモートワーク対応
クラウド型のCTIシステムは、インターネット環境があれば場所を選ばず利用できるため、リモートワークに適しています。在宅勤務などを導入している企業には必須のチェックポイントです。
IVR機能
IVR(自動音声応答)は、自動ガイダンスで一次対応を行う機能です。用件に応じた振り分けや、簡単な問い合わせへの自動応答により、オペレーターの負担軽減や24時間対応を実現します。
価格で見るCTIシステムの比較ポイント
CTIシステムの価格は、提供形態(クラウド/オンプレミス)や機能、アカウント数で変動します。
クラウド型は月額5,000円~15,000円/アカウントが相場
インターネット経由で利用するサービスです。初期費用が安く(0円の場合も)、月額料金(1アカウントあたり5,000円~15,000円程度が相場)で利用できます。導入が早く、場所を選ばず、保守管理の手間も少ないのがメリットです。
オンプレミス型は初期費用が50万円以上かかるが月額無料
自社サーバーに構築するタイプです。初期費用が高額(50万円~数千万円)ですが、月額利用料は基本的にかかりません(保守費のみの場合あり)。カスタマイズ性が高く、セキュリティ要件にも柔軟に対応できますが、導入・保守に専門知識が必要です。
通話料金にも注目
CTIシステムの利用料とは別に、通話料金が発生します。IP電話を利用するクラウド型CTIでは比較的安価なことが多いですが、システムや契約プランによって料金体系は異なります。特に架電数が多い場合は、通話料金を含めたトータルコストで比較することが重要です。
CTIシステム10製品を目的・機能・価格で徹底比較!
ここでは、代表的なCTIシステムをいくつかピックアップしてご紹介します。
【おすすめCTIシステム10製品の比較一覧表】
製品名 | 提供形態 | 主な目的 | 特徴的な機能例 | 初期費用 | 月額費用 | 通話料金例 |
---|---|---|---|---|---|---|
Voiper Dial | クラウド | 両対応 | CRM連携, モニタリング, プレディクティブ(OP), IVR, 安価な通話料 | 10,000円/ライセンス | 10,000円/ライセンス | 固定:1秒0.06円/1分2.6円~ 携帯:1秒0.25円/1分12.5円~ |
BIZTELコールセンター | クラウド | 両対応 | 高可用性, ACD, CRM連携, 通話録音, レポート機能 | 50,000円/席~ | 15,000円/席~ | 要問合せ |
TramOneCloudCXi | クラウド | 両対応 | オムニチャネル対応, AI連携, 高度な分析機能 | 要問合せ | 6,000円(税抜)~/1user | 要問合せ |
CallConnect | クラウド | 両対応 | シンプルUI, CRM連携, 通話録音, IVR, 低価格スタート | 0円 | 2,400円~ /ID | 固定:1分5.75円 携帯:1分16.75円(税込) |
Sakuraアウトバウンド | クラウド | 両対応 | 低価格, 基本機能網羅, 全通話録音標準 | 50,000円 | 2,500円 /内線 | 要問合せ |
Comdesk Lead | クラウド | アウトバウンド | 携帯回線利用, プレディクティブ, CRM連携, マップ連携 | 要問合せ | 6,000円 /ID | 携帯かけ放題プラン適用可(詳細要問合せ) |
MiiTel | クラウド | 両対応 | AI文字起こし・分析, CRM連携, 通話録音 | 0円 | 5,980円 /ID(税別) | 要問合せ |
Mostable | クラウド | アウトバウンド | スマホ完結, モニタリング, GPS管理, 通話録音 | 50,000円~ | 30,000円~ | 1秒課金、20秒課金、1分課金などを用意 |
ListNavigator. | クラウド | アウトバウンド | プレディクティブ, オートコール, 全通話録音, 使いやすさ | 0円 | 5,000円 /ブース | 要問合せ |
InfiniTalk | クラウド | 両対応 | 多機能, CRM連携, 全通話録音, IVR, API連携 | 0円 | 35,800円~ | 固定:180秒8円 携帯:60秒16円 |
※価格や機能は変動する可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
インバウンド・アウトバウンド両対応でおすすめのCTIシステム
インバウンド・アウトバウンド両方の業務を行う、または将来的に両方を行う可能性がある企業におすすめのシステムです。
クラウド型CTIシステム「Voiper Dial」
「Voiper Dial」は、インバウンド・アウトバウンド双方の業務に必要な機能をバランス良く搭載したクラウド型CTIシステムです。着信ポップアップ、ACD、IVRといったインバウンド向け機能はもちろん、クリックトゥコールやプレディクティブ発信(オプション)などのアウトバウンド向け機能も利用可能です。
また、CRM連携やリアルタイムモニタリング、通話録音といった基本機能も充実しており、IP電話(AliveLine)を利用した安価な通話料金も魅力の一つです。柔軟な機能構成とコストパフォーマンスの高さで、幅広い業種・規模の企業に適しています。
BIZTELコールセンター
「BIZTELコールセンター」は、導入実績豊富なクラウドCTIシステムです。。特にインバウンド向け機能(ACD、レポート等)やサポート体制が充実。イン/アウト両対応で、幅広い規模のコールセンターに適しています。
高機能でおすすめのCTIシステム
ここからは、より高度な機能や分析機能を求める企業におすすめのCTIシステムをご紹介します。
クラウド型CTIシステム「Voiper Dial」
「Voiper Dial」は、基本的なCTI機能に加え、詳細なレポート機能やAPI連携による柔軟なカスタマイズ性も備えています。オプションでプレディクティブ発信機能を追加することも可能で、本格的なアウトバウンド業務にも対応できます。
また、リアルタイムモニタリングやウィスパリング機能も搭載しており、オペレーターの管理や教育にも活用できます。必要な機能を網羅しつつ、拡張性も備えているため、業務の成長に合わせてシステムを進化させたい企業におすすめです。
TramOneCloudCXi
「TramOneCloudCXi」は、電話、メール、チャット等を統合管理できるオムニチャネルにも対応したCTIシステムです。AI連携など最新技術を搭載しているため、大規模センターや多様な顧客接点を持つ企業に向いています。
価格でおすすめのCTIシステム
ここからは、初期費用や月額費用を抑えてCTIシステムを導入したい企業におすすめの製品をご紹介します。
CallConnect
「CallConnect」は、初期費用0円、月額2,400円/ID~利用可能な低価格クラウドCTIです。シンプルで使いやすく、基本機能(ポップアップ、録音、IVR等)を網羅。小規模チームや導入初期におすすめです。
Sakuraコールセンターシステム
「Sakuraコールセンターシステム」は、初期費用0円、月額5,000円/ブース~で利用可能なCTIシステムです。インバウンド・アウトバウンドの両方に対応できるだけでなく、全通話録音も標準搭載しています。コストを抑えて基本機能を利用したい企業には、魅力的な選択肢のひとつになるでしょう。
通話料金の削減でおすすめのCTIシステム
ここからは、通話料金の削減でおすすめのCTIシステムをご紹介します。特にアウトバウンド業務が多く、通話料金を抑えたい企業におすすめです。
クラウド型CTIシステム「Voiper Dial」
「Voiper Dial」は、独自のIP電話(AliveLine)を利用することで、
- 固定電話:1秒0.06円/1分2.6円~
- 携帯電話:1秒0.25円/1分12.5円~
という安価な通話料金体系を実現しています。
通話量が多い企業ほど、導入時のコスト削減効果を実感できるはずです。「Voiper Dial」は、システム利用料と通話料金をトータルで考えた場合に、高いコストパフォーマンスを発揮する可能性が高いと言えるでしょう。
Comdesk Lead
「Comdesk Lead」は、アウトバウンド営業に特化したCTIシステムです。大きな特徴は、スマートフォンの携帯電話回線を利用して発信できる点です。これにより、通信キャリアのかけ放題プランを適用でき、特に携帯電話への架電が多い場合に、通話料金を大幅に削減できる可能性があります。
CTIシステムの導入ならアライブネットの「Voiper Dial」
CTIシステムの選択は、業務効率や顧客満足度に直結します。自社の目的、必要な機能、予算、そして通話コストを考慮して最適なシステムを選びましょう。
もし、インバウンド・アウトバウンド両方への対応、充実した機能、導入しやすい価格、そして通話コスト削減をバランス良く実現したいなら、アライブネット株式会社のクラウド型CTIシステム「Voiper Dial」をご検討ください。
「Voiper Dial」は、CRM連携からモニタリング、プレディクティブ発信(オプション)まで幅広く対応し、低コストなIP電話で通話料削減にも貢献します。アライブネットの「Voiper Dial」で、御社の電話業務の課題を解決しませんか?
「Voiper Dial」について詳しくは、以下のサービス紹介ページをご覧ください。
>>クラウド型コンタクトセンターシステム | Voiper Dial
また、CTIシステムのご不明点や「Voiper Dial」についてのご質問は、アライブネットまでお気軽にお問い合わせください。