シェアオフィスで会社の電話番号を持つには?方法と選び方を解説
シェアオフィスやレンタルオフィスで事業を始めるとき、後回しになりやすいのが会社の電話番号ですよね。
「シェアオフィスでも03のような市外局番は使えるの?」
「個人の携帯番号を名刺に載せるのは、さすがに避けたい……」
といった不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、シェアオフィスで会社の電話番号を持つ4つの方法と、それぞれの費用や特徴、自社に合った選び方までを解説していきます。開業や移転にあわせて電話を整えたい方は、ぜひ最後までお読みください。
シェアオフィスの電話はどうする?
まずは、シェアオフィスで会社の電話をどう用意するのが現実的なのか、全体像から確認していきます。
結論:クラウド回線サービスなら工事なしで会社の番号を持てる
結論からお伝えすると、シェアオフィスで会社の電話番号を持つなら、クラウド回線サービスを使えば工事なしで実現可能です。
クラウド回線サービスとは、電話回線の機能をインターネット上で提供するサービスのことを指します。物理的な電話線を引き込む必要がないため、自由に工事ができないシェアオフィスでも、自社の電話番号を持つことができます。
また、アライブネットが提供しているAlive Line ⁺Plusなら、市外局番付きの番号を取得することも可能です。
シェアオフィスでの電話運用を検討する前に、まずは「回線工事をしなくても、自社の番号は持てる」という前提を押さえておきましょう。
主な方法は「電話代行」「転送電話」「050アプリ」「クラウド回線」の4つ
シェアオフィスで会社の電話番号を用意する方法は、大きく「電話代行」「転送電話」「050アプリ」「クラウド回線」の4つに分けられます。
それぞれ、自社から発信ができるか、市外局番付きの番号を持てるか、移転後も番号を使い続けられるかといった点が異なります。どの方法が優れているかではなく、自社の電話の使い方に合うかどうかで選ぶことが大切です。
4つの方法の違いは、このあとの項目で詳しく確認していきます。
シェアオフィスの電話でよくある3つの課題

シェアオフィスで会社の電話番号を用意する方法を選ぶ前に、シェアオフィスの電話でつまずきやすい点を整理しておきましょう。ここからは、よくある3つの課題を解説していきます。
①共用の電話回線は退去すると番号が使えなくなる
1つ目の課題が、シェアオフィスの共用電話回線を使っていると、退去した時点で番号が使えなくなることです。
共用の回線や、施設から貸与された電話番号は、あくまで施設の契約に紐づいています。事業の成長にともなって独立したオフィスへ移る際に番号を持ち出せず、名刺やホームページの番号をすべて変更することにもなりかねません。
電話番号は取引先との接点であり、変えるほど積み上げた信用と機会を失うリスクがあります。
②個人の携帯番号だと取引先からの信頼性に欠ける
2つ目の課題が、個人の携帯番号を会社の連絡先にすると、取引先からの信頼性に欠けることです。
090や080から始まる番号は法人としての実体が見えにくく、初めて取引する相手に不安を与えることがあります。金融機関の審査や、法人向けサービスの申し込みで固定電話番号を求められる場面も少なくありません。
そのため、市外局番付きの番号があるかどうかは、企業としての信用に直結する要素です。
③防音やセキュリティなど電話で話す環境に問題がある
3つ目の課題が、シェアオフィスでは、電話で話す環境そのものに制約があることです。
オープンスペースでは周囲の話し声が入りやすく、顧客情報を含む会話が他社の利用者に聞こえてしまう懸念もあります。施設によっては、共用エリアでの通話が禁止されていることもあります。
そのため、通話ブースの有無や利用ルールを確認したうえで、外出先でも同じ番号で対応できる仕組みを用意しておくと安心です。
シェアオフィスで会社の電話番号を持つ4つの方法(比較表付き)

ここからは、シェアオフィスで会社の電話番号を持つ4つの方法を、それぞれの特徴とあわせて解説していきます。
まずは4つの方法の違いを、以下の表で確認しましょう。
| 方法 | 初期費用の 目安 |
月額の目安 | 発信 | 市外局番の 番号 |
移転後の 番号継続 |
|---|---|---|---|---|---|
| 電話代行サービス | 無料~1万円程度 | 3,000~1万円程度 | 不可(受電のみ) | 可(貸与番号) | 不可 |
| 転送電話サービス | 数千円~ | 1,000円程度+転送通話料 | 不可(着信のみ) | 可 | 契約内容による |
| 050のIP電話アプリ | 無料~ | 数百円~ | 可 | 不可(050番号) | 可 |
| クラウド回線サービス (Alive Line ⁺Plus) |
数千円~ | 1,000円台~ | 可 | 可(0AB-J番号) | 可 |
上記の比較表のとおり、発信もでき、市外局番付きの番号を移転後まで使い続けられるのはクラウド回線サービス(Alive Line ⁺Plus)です。
それぞれの方法について、具体的に見ていきましょう。
①電話代行サービスを使う(受電のみで発信はできない)
シェアオフィスで会社の電話番号を持つ1つ目の方法が、オペレーターが会社宛ての電話を代わりに受ける電話代行サービスの活用です。
電話代行サービスを活用することで、専門のオペレーターが自社名で応対し、用件をメールやチャットで知らせてくれます。会議中や来客中でも取りこぼしがなく、電話対応に人手を割けない小規模な事業者に向いています。
ただし、対応はあくまで受電のみで、自社から発信することはできません。また、貸与された番号は解約すると使えなくなるため、番号を資産として育てたい場合には不向きです。
②転送電話サービスで会社番号への着信をスマホへ転送する(着信のみ)
シェアオフィスで会社の電話番号を持つ2つ目の方法が、会社番号への着信を、手持ちのスマートフォンへ転送する転送電話サービスの利用です。
転送電話サービスを利用することで、契約した番号にかかってきた電話を外出先のスマホで受けられます。オフィスにいなくても電話に出られるため、少人数で外出の多い事業者に選ばれてきた方法です。
一方で、発信の際は自分の携帯番号が相手に通知されてしまうデメリットも存在します。さらに、転送するたびに転送元から転送先までの通話料が発生するため、着信が多いほどコストが膨らんでいく点にも注意が必要です。
③050のIP電話アプリを使う(安く始められるが信頼性はやや低い)
シェアオフィスで会社の電話番号を持つ3つ目の方法が、050から始まる番号をアプリで取得するIP電話サービスの利用です。
IP電話サービスは月額数百円から始めることができ、アプリを入れるだけで発着信ができるようになります。開業直後で、まずはコストを抑えたい場合には有効な選択肢です。
ただし、050番号は市外局番付きの番号に比べると法人としての信頼性がやや劣り、取引先によっては固定電話番号を求められることもあります。また、一部の番号へ発信できない場合がある点も、あらかじめ押さえておきましょう。
050番号について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
④クラウド回線サービスでスマホ・パソコンを会社の電話にする(発着信可)
シェアオフィスで会社の電話番号を持つ4つ目の方法が、スマートフォンやパソコンを会社の電話として使えるようにするクラウド回線サービスの活用です。
クラウド回線サービスを活用することで、専用のアプリから発着信が可能になります。電話回線の機能がインターネット上にあるため、シェアオフィスで工事ができなくても導入でき、移転した後も同じ番号を使い続けられる点も大きな利点と言えるでしょう。
さらにクラウド回線サービスのAlive Line ⁺Plusなら、全国47都道府県の市外局番に対応し、番号の新規取得だけでなく番号ポータビリティも利用できます。開業時に取得した番号を、独立オフィスへ移った後もそのまま引き継げる点が強みです。
発信の機会があり、なおかつ会社の番号を長く育てたい事業者にとって、クラウド回線サービス(Alive Line ⁺Plus)がもっともオススメです。
なお、シェアオフィスに合った電話番号の持ち方を相談したい場合は、アライブネットへお気軽にご相談ください。
シェアオフィスの電話を選ぶときのポイント

4つの方法のうちどれを選ぶべきかは、自社の電話の使い方によって変わります。ここからは、シェアオフィスの電話を選ぶ際の、判断の軸になる3つのポイントを解説していきます。
①受電だけでよいか発信もするかで選ぶ
1つ目のポイントは、電話を受けるだけでよいのか、自社から発信もするのかという点です。
問い合わせを受けるのが中心で、こちらからかける機会がほとんどない業態であれば、電話代行や転送電話でも十分に運用できます。受電をオペレーターに任せれば、電話のたびに作業を中断せずに済むでしょう。
一方、営業やフォローの電話をかける機会が多いのであれば、発信に対応した方法を選ぶ必要があります。転送電話では自分の携帯番号が相手に表示されてしまうため、会社の番号で発信できるクラウド回線サービスが向いています。
「かける電話」と「受ける電話」のどちらが多いかを整理してみると、選ぶべき方法がはっきりするでしょう。
②市外局番(03など)の会社番号が必要かで選ぶ
2つ目のポイントは、市外局番付きの会社番号が必要かどうかという点です。
03や06といった市外局番付きの番号(0AB-J番号)は、その地域に拠点があることを示すため、法人としての信頼につながります。金融機関の口座開設や、法人向けサービスの審査で求められることもあります。
050番号でも発着信はできますが、初めての取引先に安心感を与えたい場合や、大企業を相手にする場合は、市外局番付きの番号を扱えるクラウド回線サービス(Alive Line ⁺Plus)を選んでおくほうが無難です。
なお、個人向けのサービスが中心で、連絡手段がメールやチャットに寄っているのであれば、050番号でも支障は出にくいでしょう。
03番号の取得方法について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
③移転しても同じ番号を引き継げるかで選ぶ
3つ目のポイントは、将来オフィスを移転したときに、同じ番号を引き継げるかという点です。
シェアオフィスは、事業の成長にともなって独立オフィスへ移ることを前提とした働き方でもあります。そのため、番号を持ち出せるかどうかは、後になって重要になる要素です。
施設から貸与された番号や電話代行の番号は、退去した時点で使用することはできなくなります。一方、050番号やクラウド回線サービスで取得した番号は自社の契約になるため、移転先でもそのまま使い続けることが可能です。
名刺やホームページ、各種登録先の番号を変更する手間とコストを考えると、番号を資産として持てるかどうかは重要な判断基準と言えるでしょう。
シェアオフィスの電話に関するよくある質問
最後に、シェアオフィスの電話についてよく寄せられる質問にお答えしていきます。
Q1.シェアオフィスでも市外局番(03など)の番号は持てる?
はい、クラウド回線サービスのAlive Line ⁺Plusであれば、シェアオフィスでも市外局番付きの番号を持てます。
従来、市外局番付きの0AB-J番号を取得するには、その住所へ電話回線を引き込む工事が必要でした。しかし、クラウド回線サービスのAlive Line ⁺Plusであれば、回線の機能がインターネット上にあるため、工事ができないシェアオフィスでも取得できます。
なお、0AB-J番号について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
Q2.工事なしですぐに電話番号を使い始められる?
はい、クラウド回線サービスや050電話(IP電話)なら、回線の引き込み工事は不要です。
申し込みから利用開始までの期間はサービスによって異なりますが、物理的な工事がない分、短い期間で使い始められます。開業日が決まっている場合は、余裕をもって申し込んでおくと安心です。
Q3.別のオフィスへ移転しても同じ番号を使い続けられる?
はい、クラウド回線サービスや050電話(IP電話)で取得した電話番号は、移転した後も使い続けられます。
電話番号が住所ではなくクラウド上の契約に紐づくため、拠点が変わっても番号を変更する必要がありません。シェアオフィスから独立オフィスへ移るときも、取引先へ番号変更を知らせる手間が発生しない点は大きなメリットと言えるでしょう。
シェアオフィスで会社の電話番号を持つならAlive Line ⁺Plus

シェアオフィスの電話では、工事なしで市外局番付きの番号を持てるか、そしてその番号を移転後も使い続けられるかが重要になります。
ここでは、その両方を満たすクラウド回線サービスとして、株式会社アライブネットが提供するAlive Line ⁺Plusをご紹介します。
Alive Line ⁺Plusのメリット
Alive Line ⁺Plusの主なメリットは、以下のとおりです。
全国47都道府県の市外局番に対応している
Alive Line ⁺Plusは、03や06をはじめとする全国47都道府県の市外局番(0AB-J番号)を提供できるクラウド回線サービスです。シェアオフィスの所在地に合わせた市外局番つきの電話番号を用意でき、法人としての信頼性を保てます。
番号ポータビリティで既存の番号も引き継げる
電話番号の新規取得だけでなく、既存の電話番号を引き継ぐことができる番号ポータビリティにも対応しています。すでに使っている会社の番号があれば、その番号を市外局番ごと引き継いで、シェアオフィスでの運用に切り替えることができます。
スマホ・パソコンから会社の番号で発着信できる
Alive Line ⁺Plusでは、手元のスマートフォンやパソコンを会社の電話として使えるため、通話ブースでも外出先でも同じ電話番号で対応できます。個人の携帯番号を取引先に知らせる必要はありません。
拠点に依存しない柔軟な通信環境をつくれる
Alive Line ⁺Plusでは、電話回線の機能がインターネット上にあるため、シェアオフィスから独立オフィスへ、あるいは複数拠点へと事業が広がっても、電話の仕組みを作り直す必要がありません。拠点を増やすときでも、通信環境はそのままに運用を拡げることが可能です。
Alive Line ⁺Plusの料金
Alive Line ⁺Plusの料金体系は、以下のとおりです。
Alive Line ⁺Plus(クラウド回線サービス)
- 基本工事費:5,500円(税込)/付加工事費:2,200円(税込・1作業)
- 基本料金:1,320円(税込・1チャネル)/追加番号:220円(税込・1番号)
- 通話料金:固定電話宛 8.8円(税込)/3分、携帯電話宛 13.2円(税込)/1分
※価格はすべて税込です。最短7営業日での導入にも対応しています。構成に応じた正確なお見積もりは、アライブネットまでお気軽にお問い合わせください。
シェアオフィスでの電話番号の取得についてのご相談・お見積もりは、アライブネットまでお気軽にお問い合わせください。



