SMSのメッセージは既読がつく?つかない?開封率アップの方法も解説
「SMS(ショートメッセージサービス)」は、ビジネスやプライベートなど、あらゆるシーンで手軽な連絡手段として定着しています。しかし、LINEなどのチャットアプリに慣れ親しんだ私たちにとって、気になるのがSMSの「既読」の仕組みではないでしょうか。
「送ったSMSを相手は読んだのだろうか?」
「SMSの既読がつかないのはなぜ?」
といった疑問を持つ、企業のマーケティング担当者や営業担当者の方も少なくないと思います。
この記事では、SMSにおける既読機能の有無や確認方法、そしてビジネスで活用する際に重要となるSMSの「開封率」を高めるための具体的なテクニックについて、2026年の最新事情を交えて解説します。
SMS(ショートメッセージサービス)とは?

SMS(Short Message Service)とは、携帯電話番号を宛先として短いテキストメッセージを送受信できるサービスのことを指します。NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルといったキャリアを問わず、電話番号さえ知っていればメッセージのやり取りが可能です。
SMSは、アプリのインストールやアカウント作成が不要で、スマートフォンだけでなく、ガラケー(フィーチャーフォン)を利用しているユーザーにも確実に情報を届けられる点が最大の特徴です。
また、通常は1通あたり全角70文字までという制限がありますが、近年では長文対応の規格や、法人向けの送信サービスを利用することで、より長いメッセージを送ることも可能になっています。
企業がPCからSMSを送信して業務を効率化する方法については、以下の記事をご覧ください。
SMS(ショートメール)は既読がつく?つかない?
結論から言うと、SMSの「既読」の仕組みは相手の機種や利用しているアプリによって挙動が異なります。
基本的にSMSには「既読」マークはつかない
まず大前提として、世界標準の規格である本来のSMSには、「既読確認」の機能は備わっていません。相手の携帯電話にメッセージが届いたかどうかを確認する「到達確認」の機能はありますが、これはあくまで「端末が受信したか」を知るためのものであり、「画面を開いて読んだか」までは分からないのです。
したがって、ビジネスで一般的なSMS送信を行う場合、相手がメッセージを読んだかどうかを直接確認する方法はありません。いつまでも「既読」がつかないからといって、相手が無視しているとは限らず、単に「SMSという仕組み上、既読が表示されないだけ」というケースがほとんどです。
iPhone同士(iMessage)なら設定次第で既読確認が可能
例外として、iPhoneユーザー同士でやり取りをする場合に限り、既読確認ができることがあります。これは、iPhone標準の「メッセージ」アプリが、Apple独自の「iMessage」という規格にも対応しているためです。
iMessageはインターネット回線を利用してメッセージを送受信します。吹き出しの色が「青色」であればiMessage、「緑色」であれば通常のSMSです。青色のiMessageでやり取りをしており、かつ相手が設定で「開封証明を送信」をオンにしていれば、メッセージの下に小さく「既読」と表示されます。
ただし、これはあくまでApple製品同士の独自機能です。相手がプライバシー設定で開封証明をオフにしている場合は、たとえiPhone同士であっても既読はつきません。ビジネスにおいて相手の端末や設定を特定することは難しいため、確実にSMSの既読を確認できる手段というわけではありません。
「+メッセージ」やAndroid(RCS)なら既読機能がある
近年、従来のSMSを進化させた「+メッセージ(プラスメッセージ)」や、Googleが推進する「RCS」という規格が普及しています。これらは電話番号だけでスタンプや画像を送ることができ、既読機能も標準で備わっています。
ドコモ、au、ソフトバンクの3社が提供する「+メッセージ」アプリや、Androidの「メッセージ」アプリ(RCS対応)を利用しているユーザー同士であれば、相手がメッセージを開いた際に「既読」が表示されます。
しかし、これらの機能が有効になるのは、送受信の双方が同じアプリ(または互換性のあるアプリ)を利用している場合に限られます。片方が非対応の場合は自動的に旧来のSMSとして送信されるため、やはり確実な確認手段とは言えません。
相手が「既読機能」をオフにしていると確認できない
iMessageや+メッセージのように技術的に既読機能がある場合でも、最終的に既読がつくかどうかは「受信者の設定」に依存します。「いつ読んだかを相手に知られたくない」と考え、あえて既読機能をオフにしているユーザーは少なくありません。
特にビジネス上の連絡においては、既読をつけると「すぐに返信しなければならない」というプレッシャーを感じるため、意図的にオフにしている人もいます。
したがって、「既読がつかない=読んでいない」と判断するのは早計です。企業がSMS配信を行う際は、「既読はつかないもの」と割り切って運用するのが基本となります。
企業がSMSを利活用するメリット
「既読がつかないなら不便だ」と思われるかもしれませんが、それでも多くの企業がメールではなくSMSを選ぶのには、明確な理由があります。
以下でご紹介するように、SMSには既読確認の有無を補って余りあるメリットが存在するのです。
メリット①メールよりも圧倒的に開封率が高い
SMS最大の武器は、圧倒的な開封率の高さです。一般的なメールマガジンの開封率は平均10%〜20%程度と言われていますが、SMSの開封率は80%〜90%以上にも達するとされています。その理由は、メールとSMSのユーザーへの届き方の違いにあります。
メールは毎日大量に届くため、埋もれてしまったり、迷惑メールフォルダに振り分けられたりすることがあります。一方、SMSはスマートフォンの画面上にポップアップ通知として表示されることが多く、ユーザーが自然と目にする機会が増えます。
SMSのほうが「自分宛ての重要な連絡かもしれない」という心理が働きやすく、とりあえず内容を確認する人が多いため、確実に情報を届けたいシーンでは確実性が高いツールとなります。
メリット②電話番号が変わらないため長期的に連絡がつきやすい
メールアドレスは、変更される頻度が比較的高い連絡先です。一度アドレスが変わってしまうと、企業側から連絡を取る術を失ってしまいます。
それに対して携帯電話番号は、ナンバーポータビリティ(MNP)制度により、キャリアを変えても同じ番号を使い続けることが一般的になりました。そのため、数年前に登録された電話番号であっても、現在も連絡がつく可能性が非常に高いのです。
したがって、休眠顧客の掘り起こしや契約更新のお知らせなど、長期的な関係維持を目指す企業にとって、電話番号ベースのSMSは資産価値の高いチャネルと言えます。
メリット③アプリのインストール不要で全世代にリーチできる
LINEなどのアプリでメッセージを送る場合、相手も同じアプリをインストールしている必要があります。これは、特に高齢者層や特定のアプリを利用していない層へのアプローチにおいてハードルとなります。
SMSは、ほぼ全ての端末に標準機能として搭載されています。アプリのダウンロードもアカウント作成も不要なため、スマホを使いこなせていない層やガラケーユーザーに対しても、電話番号さえあれば分け隔てなくメッセージを届けることができます。この「ユニバーサルな到達性」は、公共性の高い情報伝達にも適しています。
メリット④電話がつながらない時の連絡手段として有効
最近では、電話をかけて相手が出ない場合、留守電を残しても聞かない若年層も増えています。また、電話をかけた顧客が仕事中などで、電話に出られない状況も多々あると思います。
そんな時、SMSで「お電話しましたが不在でしたので、〇〇の件でご連絡しました」と一言送っておくだけで、相手は都合の良いタイミングで内容を確認できます。SMSの電話のように相手の時間を拘束せず、メールのように埋もれることもない「程よい距離感」が、現代のビジネスコミュニケーションにおいて重宝されています。
メリット⑤SMSの一斉送信が可能
個人の携帯電話からSMSを送る場合は1通ずつの送信になりますが、法人向けのSMS配信サービスを利用すれば、大量の宛先にメッセージを一斉送信することができます。
SMSの一斉送信は、管理画面から顧客リストをアップロードし、メッセージを作成して送信するだけで完了するため、業務効率が向上します。また、予約のリマインドを一斉送信して無断キャンセルを防いだり、キャンペーン情報を告知してWebサイトへ誘導したりと、マーケティングツールとしても効果を発揮します。
SMSの「一斉送信」のやり方について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
企業がSMSを送るうえで注意すべきポイント

ビジネスにおいて高い効果が期待できるSMSですが、その運用にはいくつかの注意点があります。ルールを守らずに送信すると、トラブルや信頼低下のリスクがありますので、必ず以下であげる注意点を確認するようにしましょう。
注意点①「特定電子メール法」を遵守し同意(オプトイン)を得る
SMSを広告や宣伝目的で送る場合、「特定電子メール法(特電法)」の規制対象となります。この法律では、原則として事前に「SMSを送っても良いですか?」という同意(オプトイン)を得ていない相手には、メッセージを送ってはならないと定められています。
たとえば、名刺交換をしただけの相手にいきなり営業SMSを送ることは、法律違反となる可能性があります。会員登録や契約の際に「SMSでのお知らせ配信を希望する」といったチェックボックスを設け、あらかじめ同意を取得しておく必要があります。
また、送信するメッセージには配信停止(オプトアウト)の手続き方法を明記することも法律で義務づけられています。
SMSを送る際には、「特定電子メール法」違反とならないために、細心の注意を払う必要があります。
注意点②送信元の身元をはっきりさせないと不審がられる
近年、フィッシング詐欺のSMS(スミッシング)が問題化しています。そのため、受信者は「知らない番号からのSMS」に対して警戒心を抱いています。
企業がSMSを送る際は、メッセージの冒頭に【〇〇株式会社】と署名を入れるなど、送信元を一目で分かるようにすることが重要です。身元不明なメッセージは、開封されないばかりか、着信拒否やクレームの原因にもなりかねませんので注意が必要です。
注意点③画像が送れない・文字数制限がある(サービスによる)
一般的なSMSはテキストのみで、画像や動画を直接添付できません。また、全角70文字という文字数制限がある場合、情報を十分に盛り込めないことがあります。
長文を送れるサービスもありますが、基本的には「要件を簡潔に伝え、詳細はWebサイトへ誘導する」という使い方がセオリーです。画像を見せたい場合は、画像を掲載したWebページのURLを本文に貼り付けるなどの工夫をすると良いでしょう。
なお、SMSが届かない・送れない原因と対策について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
企業が送るSMSの開封率をアップする方法
SMS自体に既読機能はありませんが、以下でご紹介するような工夫次第で、「実質的な開封率」を高めたり、効果を測定したりすることは可能です。
方法①冒頭に「誰から・何の件か」を明記して安心感を与える
SMSを送った際、スマホの通知画面にはメッセージの冒頭部分のみが表示されます。ここで「自分に関係のある重要な連絡だ」と判断してもらえなければ、開封される可能性は非常に低くなります。
ポイントとしては、「いつもありがとうございます」といった定型文よりも、「【重要】〇〇様、ご予約の確認です(〇〇歯科)」のように、宛名・送信者名・要件を冒頭に明記することです。不審なSMSではないことをアピールできれば、安心して開いてもらえるようになるでしょう。
方法②相手がスマホを見やすい時間帯(昼休み・夕方など)に送る
SMSはプッシュ通知で届くため、送信するタイミングが非常に重要です。早朝や深夜の送信は非常識と捉えられ、逆効果になります。
一般的に反応が良いとされるのは、お昼休みの時間帯(12:00〜13:00)や、仕事終わりの通勤時間帯(17:00〜19:00)です。ターゲットが主婦層であれば、家事が一段落する午後の時間帯が良い場合もあります。
自社の顧客層のライフスタイルを想像し、スマホを手に取っていそうなタイミングを狙って配信するのが良いでしょう。
方法③「短縮URL」を活用してクリック率(実質的な開封)を測定する
SMSに既読機能がない問題を解決する最大の方法が、「短縮URL」の活用です。本文中にWebサイトへのリンク(URL)を記載する際、クリック数を計測できる短縮URLを使用します。
顧客がそのURLをクリックしたということは、間違いなくメッセージを開封し、内容を読んだという証拠になります。この「クリック率」を指標とすることで、どのメッセージが効果的だったのか、どの時間帯が読まれやすいのかといった分析が可能になります。
なお、法人向けSMS配信サービスの多くは、この短縮URL発行機能とクリック測定機能を備えています。
SMSの開封率を上げるならVoiper SMS

ビジネスにおけるSMS配信で、確実な到達と開封率アップを目指すなら、株式会社アライブネットが提供する「Voiper SMS」が最適です。
Voiper SMSのメリット
株式会社アライブネットが提供するVoiper SMSの主なメリットは、以下の通りです。
短縮URLの自動生成で「クリック率」を可視化
Voiper SMSは、個別の「短縮URL」を自動生成する機能を標準搭載しています。これにより、管理画面から「誰が」「いつ」URLをクリックしたかを詳細に追跡できます。
既読機能のないSMSであっても、URLのクリックを検知することで実質的な「開封確認」が可能となり、データに基づいたマーケティング改善サイクルを回すことができます。
国内キャリア直収による圧倒的な到達率
Voiper SMSは、国内の携帯電話キャリアと直接接続する高品質な正規ルートを採用しています。海外サーバーを経由する格安サービスではブロックされやすいメッセージも、Voiper SMSなら確実に顧客の元へ届けることができます。重要な連絡が「届かない」というリスクを最小限に抑え、ビジネスチャンスを逃しません。
最大660文字の長文送信で詳細な案内が可能
Voiper SMSは、一般的なSMSの文字数制限(全角70文字)を大きく上回る、最大660文字までの長文送信に対応しています。予約の詳細やキャンペーンの注意事項など、これまで分割して送っていた内容も1通にまとめて送信可能です。受け取る側にとっても読みやすく、通数課金のコスト削減にもつながります。
誤送信防止やオプトアウト管理など万全のセキュリティ
その他にも、Voiper SMSは携帯電話番号の再利用による別人への送信を防ぐ「履歴判定機能」や、受信拒否(オプトアウト)の希望を自動で管理する機能を備えています。
個人情報保護や特定電子メール法などのコンプライアンスを重視する企業にとって、安心して運用できるセキュリティ体制が「Voiper SMS」には整っています。
Voiper SMSでSMSの開封率をアップ
Voiper SMSは機能だけでなく、コストパフォーマンスも業界トップクラスです。
【Voiper SMS 利用料金】
- 送信単価(電話番号/コード):1通あたり9.9円(税込)〜
- 送信単価(英数字 ):1通あたり11円(税込)〜
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