固定電話をやめてよかった?よくある理由と後悔しないクラウド化の方法を解説
「毎月の固定電話の基本料金や保守費が高い……」
「テレワークで会社の電話に出られる人がいない……」
といった理由から、固定電話そのものをやめたいと考える中小企業が増えています。
一方で、長年使ってきた電話番号を手放してよいのか、取引先への影響はないのか、不安に感じる経営者・総務担当者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、固定電話をやめてよかったと感じる具体的な理由と、反対に後悔してしまうケース、そして番号を残したまま後悔せずに固定電話をやめる手順まで、実際の体験を踏まえて整理していきます。
「固定電話をやめてよかった」の声が多い理由
まずは、なぜ多くの企業が固定電話をやめてよかったと感じているのか、その背景にある考え方から確認していきます。
結論:固定電話は「完全に手放す」のではなく「クラウド化」するのが正解
固定電話をやめてよかったという声の多くは、電話番号ごと完全に廃止したという意味ではありません。実態は、今までの電話番号(0AB-J番号)を残したまま、回線をクラウドへ移行したケースがほとんどです。
物理的な電話回線や主装置を撤去し、クラウド回線サービスのAlive Line ⁺Plusのような仕組みに切り替えることで、番号はそのままにコストや設置場所の制約だけを減らせます。「やめる=番号を捨てる」ではなく「やめる=クラウド化する」と捉えると、後悔のない見直しにつながります。
「やめてよかった」と言われる主な理由はコスト・手間・場所の3つ
固定電話をやめてよかったと感じる理由は、大きく「コスト」「手間」「場所」の3つに整理できます。
- 毎月の固定費が下がり
- 主装置や配線のメンテナンスから解放され
- オフィス以外の場所でも会社の電話を扱えるようになる
という3点が、見直しに踏み切った企業の満足度を支えています。
なお、固定電話の廃止やIP網への移行について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
固定電話を「やめてよかった」と感じる5つの理由

ここからは、実際に固定電話をやめた企業が「やめてよかった」と感じた5つの理由を、具体的に解説していきます。まずは全体像を整理します。
- 固定費の削減:基本料金や通話料、保守費を圧縮できる
- 場所の自由:オフィス外でも会社の番号で発着信できる
- 保守からの解放:主装置(PBX)や配線の管理が不要になる
- 番号の継続:今の電話番号をそのまま引き継げる
- 災害・移転に強い:回線がクラウドにあるためBCP対策になる
それでは、1つずつ見ていきましょう。
①基本料金・通話料などの固定費を削減できた
固定電話をやめてよかった理由として最も多く挙がるのが、毎月の固定費を大きく削減できたという点です。
従来の加入電話やビジネスホンは、回線の基本料金に加えて主装置のリース料・保守料がかかり、台数が増えるほど費用がかさみます。クラウド回線へ切り替えると、こうした物理設備にひもづく費用を圧縮でき、通話料の単価も抑えやすくなります。
固定電話のコスト構造を見直すだけで、年間で数万円から数十万円規模の削減につながった企業も少なくありません。
②オフィスや自宅にいなくても会社の番号で発着信できる
クラウド回線サービスを利用すると、スマートフォンやパソコンを会社の電話として使えるようになり、オフィスの席にいなくても会社の番号で発着信できます。
在宅勤務や外出先でも会社にかかってきた電話を受けられるため、「電話番のために出社する」という負担がなくなります。固定電話機の前にいなければ電話に出られないという制約から解放されたことが、やめてよかったと感じる大きな理由になっています。
③主装置(PBX)や配線のメンテナンスから解放された
従来のビジネスホンは、主装置(PBX)や複雑な配線の保守・更新が必要で、担当者にとって地味な負担となっていました。
クラウド回線では電話交換の仕組みがクラウド側にあるため、オフィスに大きな主装置を置く必要がありません。レイアウト変更のたびに配線を引き直す手間や、機器の老朽化による入れ替えコストもなくなり、総務・情報システム担当者の管理工数を減らせます。
④電話番号はそのまま引き継げて取引先への影響がなかった
固定電話をやめる際に最も心配されるのが番号の問題ですが、番号ポータビリティを使えば今の0AB-J番号をそのまま引き継げるため、取引先への影響はほとんどありません。
名刺やホームページ、各種登録情報の番号を変える必要がなく、取引先に番号変更を知らせる手間も不要です。「番号が変わると顧客に迷惑がかかる」という不安が解消されたことで、安心して見直しに踏み切れたという声が多く聞かれます。
なお、発番の経緯によってはすべての番号が必ず引き継げるわけではないため、引き継ぎの可否は見直しの前に確認しておく必要があります。とはいえ、多くの0AB-J番号は条件を満たせばそのまま使い続けられます。
⑤移転・災害に強くBCP対策になった
回線がクラウド上にあるため、オフィスを移転しても番号や電話環境をそのまま持ち運べ、災害時にも事業を継続しやすい点も見逃せません。
オフィスが被災して立ち入れない状況でも、インターネットさえつながれば自宅や別拠点から会社の電話を受けられます。物理的な回線に縛られないクラウド化は、それ自体がBCP(事業継続計画)対策として機能します。
感染症の流行や交通機関の乱れで出社できないときにも、自宅から会社の電話を維持できる点は、近年あらためて評価されているメリットです。
なお、番号を変えずに固定電話のコストを下げる方法について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
「固定電話をやめて後悔した」ケースと対策

一方で、進め方を誤ると「固定電話をやめて後悔した」という結果にもなりかねません。ここからは、よくある失敗例とその対策をあわせて解説していきます。
①番号を完全に捨ててしまい取引先・銀行・登録情報に支障が出た
最も多い後悔が、番号を引き継がずに完全に解約してしまい、取引先・銀行・各種登録情報に支障が出たケースです。
電話番号は取引先との連絡だけでなく、銀行口座やリース契約、各種会員登録の本人確認にも使われています。安易に番号を手放すと、登録情報の変更に膨大な手間がかかります。対策はシンプルで、解約ではなく番号ポータビリティでの引き継ぎを前提に検討することです。
いったん解約してから「やはりあの番号が必要だった」と気づいても、まったく同じ番号を取り戻すことは基本的にできません。だからこそ、やめる前の確認が何よりも重要になります。
②安さ重視で050番号にして信頼性・着信品質が下がった
コストの安さだけで050番号のIP電話に乗り換えた結果、会社としての信頼性や着信品質が下がってしまったという後悔もあります。
050番号は便利な一方で、取引先によっては「個人や仮設の番号」という印象を持たれることがあり、新規取引で不利に働く場合があります。市外局番付きの0AB-J番号を維持できるクラウド回線を選べば、安さと信頼性を両立できます。
なお、050番号のリスクや市外局番に戻す方法について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
③サービス選定を誤り必要な機能が使えなかった
自社に必要な機能を確認しないまま乗り換えて、複数人での同時着信や通話録音といった必要な機能が使えなかったという失敗も見られます。
たとえば、複数人での同時着信や通話録音、内線化といった機能は、クラウド回線サービス単体ではなく、クラウドPBXを組み合わせて実現する必要があります。どの機能がどのサービスで実現できるのかを事前に整理しておけば、こうしたミスマッチを防ぐことができるでしょう。
後悔せず固定電話をやめる手順|番号を残してクラウド化する方法

ここからは、後悔せずに固定電話をやめるための具体的な手順を、3つのステップに分けて解説していきます。
①今の電話番号が引き継げるか確認する(番号ポータビリティ)
最初のステップは、今使っている電話番号が番号ポータビリティで引き継げるかを確認することです。
NTTのアナログ回線で発番された0AB-J番号など、多くの番号は条件を満たせばクラウド回線へそのまま引き継げます。ただし発番の経緯によっては引き継げない番号もあるため、見直しの最初の段階で確認しておくと安心です。
なお、番号ポータビリティの仕組みについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
②自社に必要な機能を洗い出す(複数人同時着信・録音はクラウドPBX領域)
次に、自社の電話業務に本当に必要な機能を洗い出します。
単純に会社の番号で発着信できればよいのか、それとも複数人での同時着信や通話録音、内線化まで必要なのかで、選ぶべきサービスが変わります。
たとえば、基本的な発着信はクラウド回線サービスで対応できますが、複数人同時着信・通話録音・内線化はクラウドPBXとの連携で実現する機能です。必要な機能を先に決めておくことで、過不足のない構成を選べます。
③クラウド回線サービスへ切り替える
必要な機能と番号の引き継ぎ可否が確認できたら、クラウド回線サービスへ切り替えます。
クラウド回線への切り替えは、大規模な工事を伴わずに進められるケースが多く、番号を残したままスマートフォンやパソコンで発着信できる環境を整えられます。導入前に現在の電話環境と料金を棚卸ししておくと、移行後の効果を実感しやすくなります。
自社の場合に番号を残したままクラウド化できるか相談したい場合は、アライブネットへお気軽にご相談ください。
固定電話をやめることに関するよくある質問
ここでは、固定電話をやめることに関して、よく寄せられる質問にお答えしていきます。
Q1.固定電話をやめると今の電話番号は使えなくなる?
いいえ、番号ポータビリティを使えば今の番号をそのまま使い続けられます。クラウド回線へ移行しても、市外局番付きの0AB-J番号を引き継げるため、取引先や登録情報の番号を変える必要はありません。
番号を残せるかどうかは見直しの前提条件になるため、最初に確認しておくと安心です。
Q2.固定電話をやめるとどれくらいコストを削減できる?
回線数や利用状況によりますが、基本料金・保守費・通話料の見直しで月額コストを抑えやすくなります。主装置のリース料や保守料がなくなる分、台数が多い企業ほど削減効果は大きくなる傾向があります。
通話料の単価も見直せるため、外線への発信が多い企業ほどトータルの削減幅は広がります。
Q3.固定電話をやめてもFAXや既存の電話機は使える?
利用環境によりますが、FAXや既存の電話機を活かせる場合もあります。FAXはインターネットFAXへの切り替えやアダプターの利用で対応できるケースがあり、現在お使いの機器を流用できるかは事前に確認しておくと安心です。
乗り換えを検討しているクラウド回線サービスの提供事業者に現在の利用環境を伝えれば、何をそのまま残せて、何を切り替えるべきかを整理してもらえます。
固定電話をやめるならAlive Line ⁺Plus

番号を残したまま固定電話をクラウド化したい企業には、クラウド回線サービスのAlive Line ⁺Plusが選択肢になります。
Alive Line ⁺Plusのメリット
Alive Line ⁺Plusは全国47都道府県の市外局番に対応したクラウド回線サービスで、固定電話をやめたい企業に多くのメリットがあります。主なメリットは以下のとおりです。
今の電話番号(0AB-J番号)をそのまま使える
番号ポータビリティに対応しており、市外局番付きの今の電話番号を引き継いだままクラウド化できます。名刺やホームページ、各種登録情報の番号を変える必要がありません。
主装置や配線が不要で固定費を抑えられる
電話交換の仕組みがクラウド上にあるため、オフィスに主装置を置く必要がなく、リース料や保守料といった固定費を削減できます。
スマホ・パソコンを会社の電話として使える
インターネット環境があれば、スマートフォンやパソコンから会社の番号で発着信できます。在宅勤務や外出先でも、電話のために出社する必要がありません。
Voiper PBXとの連携で機能を拡張できる
複数人での同時着信や内線通話、通話録音といった機能は、クラウドPBXのVoiper PBXと連携することで追加できます。企業規模や業務に合わせて柔軟に拡張できます。
Alive Line ⁺Plusの料金
Alive Line ⁺Plusは、必要な番号数やチャネル数に応じたシンプルな料金体系です。
初期費用
- 基本工事費: 5,500円(税込)
- 番号ポータビリティ費用: 3,300円(税込)
- 付加工事費用(1作業): 2,200円(税込)
月額費用
- 基本料金(1チャネル): 1,320円(税込)
- 追加番号: 220円(税込)
- 追加チャネル: 1,320円(税込)
通話料金
- 固定電話宛: 8.8円(税込) / 3分
- 携帯電話宛: 13.2円(税込) / 1分
※別途、特定番号通知(月額1,650円(税込))や一括転送機能(月額4,950円(税込))などのオプションも用意しています。
固定電話の見直しやクラウド化についてのご相談・お見積もりは、アライブネットまでお気軽にお問い合わせください。




